岡山市北区の歯科医師が解説・口腔機能発達不全症
お子さまの食事の様子を見ていて、「なかなか飲み込めない」「いつも口が開いている」「発音がはっきりしない」といったことが気になったことはありませんか?
もしかしたら、それは「口腔機能発達不全症」かもしれません。 でも、どうぞ不安に思わないでください。
口腔機能は、お子さまの成長に合わせて少しずつ習得していくものです。 まずは「口腔機能発達不全症」という言葉を知っていただき、お子さまの様子を一緒に観察していきましょう。
岡山市北区で22年の実績を持つ大月歯科では、お子さまの健やかな成長を、 保護者の皆さまと一緒にサポートしています。
口腔機能発達不全症とは?
「口腔機能発達不全症」という言葉、初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。
これは、15歳未満のお子さまにおいて、 「噛む」「飲み込む」「発音する」「呼吸する」といった口の機能が、 その年齢に応じた発達段階に達していない状態を指します。
2018年に保険診療の病名として新しく設けられたため、まだあまり知られていないかもしれません。 でも、決して珍しいものではなく、多くのお子さまに見られる状態です。
大切なのは、これを「病気」として過度に心配するのではなく、 お子さまの口の機能の発達を見守り、必要に応じてサポートしていくという考え方です。
口の機能は、生まれた時からすべて備わっているわけではありません。 成長とともに、離乳食を食べること、言葉を話すこと、鼻で呼吸することなど、 少しずつ学んで習得していくものなのです。

こんな様子はありませんか? お子さまの観察ポイント
日常生活の中で、お子さまの次のような様子に気づいたことはありませんか?
食事の時
- 食事に時間がかかる、最後まで集中できない
- よく噛まずに飲み込んでしまう
- 食べこぼしが多い
- 硬いものを嫌がる、避ける
- 偏食が目立つ
- 食べ物を口に溜めている
普段の様子
- いつも口が開いている(ポカン口)
- 口で呼吸している様子が多い
- 寝ている時にいびきをかく
- よだれが多い、垂れやすい
- 舌が前に出ていることが多い
話す時
- 発音がはっきりしない(サ行・ラ行・タ行など)
- 言葉の発達がゆっくり
- 滑舌が気になる
これらは、口腔機能の発達が年齢相応に進んでいない可能性を示すサインかもしれません。
ただし、これらに当てはまるからといって、すぐに深刻に心配する必要はありません。 成長の個人差もありますし、適切なサポートで改善していくことがほとんどです。
まずは、お子さまの様子を少し意識して見守ってみてください。
## 口腔機能の発達に影響する要因
では、なぜ口の機能の発達がゆっくりになることがあるのでしょうか?
現代の食生活の変化
やわらかい食べ物が増え、しっかり噛む機会が減っていることが、口周りの筋肉の発達に影響を与えています。 これは現代社会に共通する環境的な要因で、ご家庭だけの問題ではありません。
口呼吸の習慣
本来、人は鼻で呼吸するものですが、何らかの理由で口呼吸になってしまうと、口周りの筋肉や舌の位置に影響が出ます。
舌や唇の動きの発達
舌や唇を動かす筋肉が十分に発達していないと、食べる・話すといった機能がうまく働きません。
お口の構造
歯並びや顎の発達、舌小帯(舌の裏のヒダ)の状態なども、機能の発達に関係することがあります。
これらは複雑に絡み合っていて、一つの原因だけで決まるものではありません。 だからこそ、専門家が総合的に見て、お子さまに合ったサポートを考えていくことが大切です。
歯科医院での診察の流れ
「気になるけれど、歯科医院で何をするのだろう?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
大月歯科では、次のような流れでお子さまの様子を拝見します。
1. お話をじっくり伺います(問診)
まずは、保護者の方が日頃気になっていることを、遠慮なくお話しください。 食事の様子、普段の口の状態、睡眠時の様子、言葉の発達など、何でも構いません。
2. お口の中を拝見します(口腔内診査)
歯並び、歯ぐきの状態、舌の位置や動き、口の中の構造などを確認します。お子さまがリラックスできるよう、優しく声をかけながら進めます。
3. 機能を確認します(機能検査)
- 噛む力はどうか
- 飲み込む動きはスムーズか
- 発音はどうか
- 口を閉じる力はあるか
- 舌はきちんと動くか
このような点を、お子さまの年齢に合わせた方法で確認します。
4. 総合的に判断します
これらの情報を総合して、現在のお子さまの口腔機能の発達状況を評価します。
岡山市北区の大月歯科では、 必要に応じて大学病院の口腔外科医とも連携しながら、より専門的な診断を行える体制を整えています。
サポートの方法〜一緒に取り組んでいきましょう
もし口腔機能の発達にサポートが必要だと判断された場合、どのようなことをするのでしょうか。
お口の体操(口腔筋機能療法)
舌や唇、頬の筋肉を楽しく動かすトレーニングです。遊び感覚でできるものが多く、お家でも続けていただけます。
食べ方のアドバイス
噛む回数を増やす工夫、食材の選び方、食事の姿勢など、日常生活の中で取り入れられることをお伝えします。
呼吸のトレーニング
口呼吸から鼻呼吸へと導くためのトレーニングです。
正しい舌の位置を覚える
舌は普段、上あごに軽く触れている位置が正しい位置です。 この位置を覚えることで、様々な機能が改善していきます。
大月歯科には、日本歯周病学会認定の歯科衛生士を含む8名の衛生士が在籍しており、 完全担当制でお子さま一人ひとりに寄り添います。
同じ衛生士が継続的にサポートすることで、 お子さまも安心して通っていただけますし、小さな変化にも気づきやすくなります。
成長期だからこそ、今がチャンス
口腔機能の発達は、成長期だからこそサポートの効果が大きいという特徴があります。
顎や筋肉が発達する時期に適切なトレーニングを行うことで、口の機能が自然に身についていきます。 逆に、そのまま成長してしまうと、大人になってから改善するのが難しくなることもあります。
また、口の機能は全身の発達とも深く関わっています。
- よく噛んで食べることは、脳の発達や消化吸収を助けます
- 正しい呼吸は、睡眠の質や集中力に影響します
- はっきりした発音は、コミュニケーションや自信につながります
ですから、早めに気づいて、お子さまの成長に合わせてサポートしていくことが、とても大切なのです。
「もしかして?」と思ったら、その時が相談のタイミングです。
保護者の方へ〜一緒に見守りましょう
ここまで読んでいただいて、 もしかしたら「うちの子、大丈夫かしら」と心配になった方もいらっしゃるかもしれません。
でも、どうぞ不安に思いすぎないでください。
口腔機能は、お子さまが成長の中で少しずつ習得していくものです。 ゆっくりな子もいれば、早い子もいます。大切なのは、お子さまのペースを大切にしながら、 必要なサポートを適切なタイミングで提供することです。
そして、それは決して歯科医院だけでできることではありません。 毎日一緒に過ごす保護者の方の観察と、ご家庭での取り組みがあってこそ、 お子さまの成長を支えることができます。
私たち歯科医療者は、専門的な知識と技術で、保護者の皆さまをサポートする存在です。
「こんなこと聞いてもいいのかな?」ということでも、どうぞ遠慮なくご相談ください。 一緒にお子さまの成長を見守り、必要なサポートを考えていきましょう。
岡山市北区でお子さまの口の発達が気になったら
大月歯科は、岡山市北区で22年にわたり地域の皆さまの歯の健康を支えてきました。 吉備サービスエリアや国道180号西バイパス沿線からもアクセスしやすい立地です。
お子さまの口腔機能発達不全症については、次のような体制でサポートしています。
継続的な見守り体制
完全担当制により、同じ歯科衛生士が継続してお子さまの成長を見守ります。 小さな変化も見逃さず、その時々に合わせたアドバイスをお伝えします。
専門的な連携
必要に応じて、大学病院の口腔外科医と連携し、より専門的な診断や治療につなぐことができます。
お子さまに寄り添う診療
お子さまが怖がらないよう、優しく丁寧な対応を心がけています。「歯医者さんは楽しいところ」と思ってもらえるよう、スタッフ一同努めています。
予防を大切にする考え方
当院では、問題が起きてから治療するのではなく、予防を第一に考える診療を大切にしています。 お子さまの口腔機能の発達も、予防的な視点で見守り、サポートしていきます。
まずはお気軽にご相談ください
「うちの子の食べ方、ちょっと気になる」 「いつも口が開いているけれど、これって大丈夫?」 「発音がはっきりしないのが心配」
そんな小さな「気になる」が、お子さまの健やかな成長を支える第一歩です。
岡山市北区の大月歯科では、お子さまの口の発達について、保護者の皆さまと一緒に考え、サポートしていきます。
まずはお気軽にご相談ください。お子さまの様子を拝見しながら、今必要なことを一緒に考えていきましょう。
ご予約・お問い合わせは、お電話またはWEBから承っております。お子さまの成長を、一緒に見守らせてください。
大月歯科医院 岡山市北区(吉備SA・国道180号西バイパス沿線からアクセス良好)
お子さまの口の発達について気になることがあれば、どんな小さなことでも構いません。 まずはご相談ください。専門的な診断と丁寧なサポートで、お子さまの健やかな成長をお手伝いします。