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予防歯科

岡山市北区大月歯科医院の予防歯科についての考えのご紹介

当院の予防歯科はリスク検査メインテナンスの2本の柱から構成されています。

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予防歯科の重要性

予防歯科は、歯を失う原因である虫歯や歯周病の原因を取り除き繰り返し発症しないように処置を行い生涯ご自身の歯で美味しくお食事をしていただき健康寿命と歯の寿命を延ばすことです。

お口の健康は、全身の健康を保つためにとても重要で、特に「健康寿命」とは深いつながりがあります。「健康寿命」とは「日常で介護を必要とせずに自立した生活のできる期間」を指します。 厚生労働省が2016年に発表した数値では、健康寿命の平均は男性72.14歳、女性は74.79歳でした。一方、平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳ということでしたが、健康寿命と寿命の間に、男性は約9年、女性は約13年の差があり、この差の期間は、介護などを必要とする期間にあたります。

若い頃は歯にトラブルが生じたら治療を受ければその時は歯を失うことは少ないかもしれませんが、高齢になって歯を失ってしまうのは若い頃からのダメージの蓄積が関係しています。

歯へのダメージの蓄積は、虫歯や歯周病になることだけではありません。なぜなら歯は治療のために一度削ってしまうと、元の状態に戻すことはできないからです。そのため、歯の治療を受けること自体が、歯へダメージを与えることになってしまっています。

岡山市北区楢津予防歯科の大月歯科医院お口の健康と健康寿命について
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予防しないことへのリスク

岡山市北区楢津予防歯科の大月歯科医院先進国の残存歯数

日本では予防のために定期的に歯科医院に行きメンテナンスを受けている方は、まだそれほど多くありません。

そのため、高齢者の残存歯数が予防意識の高い国に比べると日本は少ないと考えられています。

国民の大部分が定期的にメンテナンスを受けている予防意識の高いスウェーデンでは、80歳の残存歯数は20本以上といわれています。一方、定期的にメンテナンスを受けている方が少ない日本では、80歳の残存歯数は8本と大きな差があるのです。この違いは痛くなってから歯医者に通う日本と痛くしないために歯医者に通うスウェーデンの歯医者に通う意識の違いです。

このように予防のために定期的にメンテナンスを受けるかどうかは、高齢になったときに歯を失うリスクに大きな影響を及ぼします。

高齢になったら歯を失うのは当たり前と考えるのではなく、予防のために定期的にメンテナンスを受ける習慣を身につけることが重要です。

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一生健康な歯を維持するために

まず、自分のお口の中の状態を知る必要があります。お口の中の環境がどのようなリスクを持っているかを知り、それに応じて生活習慣、歯磨きの仕方などを変えていくことで、お口の中を健康な状態に保つことができます。

自宅で予防の意識をもってお口の中の清掃を行うことは非常に大切なことですが、歯ブラシが届きにくくひとりで清掃するのが難しい部分があります。また歯ブラシだけでは取り切れない歯茎の中の汚れがあります。そのため、定期的に専門家に清掃してもらうことが大切です。

また、正しい知識を持った専門家にお口の中を見てもらうことで、歯磨きの方法や注意点などの指導を受けることができます。

普段の適切な清掃と専門家による口腔ケアによって、一生健康な歯を維持できるようにお口の中を健康な状態に保ち続けることが可能になるでしょう。

岡山市北区楢津予防歯科の大月歯科医院メンテナンスの様子
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予防歯科で行う診療内容

PMTC

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)は、歯科医院で行われる歯のクリーニング方法です。PMTCでは、歯垢や歯石を専用の器具で除去し、歯の表面を滑らかにします。

歯垢や歯石を放置すると、歯周病や虫歯の原因になるため、PMTCは歯の健康維持に非常に重要です。また、審美的な効果もあり、歯の着色汚れや黄ばみを取り除くことができます。

歯科医師や歯科衛生士が専門的な知識と技術を持って行うため、安心して受けることができます。

定期的に受けることで、自分自身で行う歯磨きだけでは落としきれない汚れを、効果的に除去することができます。

PMTC

歯磨き指導

実際に模型や歯ブラシを使用したり、患者さんの口腔内でデモンストレーションしたりして正しい歯磨きの方法を説明することで歯磨きの仕方のイメージをつかみやすくします。

また、歯磨きのタイミングや回数についても指導いたします。
患者さんの口の大きさや歯並びに合わせて、歯ブラシの柄の長さや硬さなど、最適な歯ブラシの選び方についてもアドバイスさせていただきます。

歯磨き指導

リスク検査(唾液検査)

リスク検査は、唾液中の細菌の量、唾液の緩衝能や量を測定し、口腔内の虫歯のリスクを評価する検査です。

この検査によって、虫歯のリスクを評価し、早期発見や予防に役立ちます。

また、OHIS検査は歯周病のリスク検査であり身体へ負担を与えず簡単に行うことができ、健康管理に役立つ検査として注目されています。
 

リスク検査(唾液検査)
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PMTCの流れ

1.口腔内検査

最初に、歯科医師や歯科衛生士が患者さんの口腔内を検査します。歯垢、歯石の量や場所を確認し、PMTCの必要性を判断します。

2.超音波スケーラーによる歯石の除去

3.エアフローによる汚れの除去

4.歯面磨削

PMTCでは、超音波スケーラーと呼ばれる機械を使用して、歯石を除去します。この機械は、高速で振動するチップを使って、歯の表面から歯石を削り取ります。この作業は、歯科衛生士が行います。

次に、着色の程度や種類によってはエアフローと呼ばれる機械を使用して、歯の表面から汚れを除去します。この機械は、高速で噴出される微粒子を使って、歯の表面の汚れを取り除きます。歯科衛生士が行います。

最後に、歯面研磨を行い、歯の表面を滑らかにします。この際、専用の磨剤を使って歯を磨き上げます。

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正しいセルフケアについて

セルフケアについて

口腔内のケアは、歯科医院で行うクリーニングだけでは足りません。

口腔内を清潔に保つためには、日々のセルフケアが重要です。食後の歯磨きやフロスの使用によって、食べかすや細菌を取り除きましょう。いくら歯科医院で歯垢や歯石を落としたとしても日々のケアを怠ってしまうと、口腔内に細菌が蓄積して炎症を引き起こし、虫歯や歯周病は進行していきます。

セルフケアグッズ

歯ブラシ

正しい歯磨きを行うためには、適切な硬さと大きさの歯ブラシを選ぶことが重要です。歯ブラシには「普通の歯ブラシ」以外にも、「ヘッドが小さい・薄い歯ブラシ」「タフトブラシ」「歯間ブラシ」などがあり、歯と歯の隙間や歯と歯茎の隙間、歯並びの悪い部分に挟まっている汚れを落とすことができます。

歯ブラシ

デンタルフロス

歯と歯の間に挟まった食べかすや細菌を取り除くために、デンタルフロスを利用することが重要です。

フロスを使うことで、歯ブラシでは届きにくい部分までしっかりと汚れを落とすことができます。

デンタルフロス

口腔洗浄剤

口臭や歯周病を予防するために、定期的に口腔洗浄剤を利用することがおすすめです。

マウスウォッシュやうがい薬を使うことで、口腔内の細菌を除菌し、口臭や歯周病のリスクを低減することができます。

口腔洗浄剤

舌クリーナー

舌には、細菌や食べカスがたまりやすいため、舌クリーナーを使うことで口腔内の清潔を保つことができます。

舌クリーナーを使うことで、舌の奥深くの汚れを取り除き、口臭や歯周病のリスクを軽減することができます。

舌クリーナー
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